
医療保険は、その対象となる疾病や災害により入院をしたり手術を受けた場合に給付金が支払われます。
ここで、『医療保険に入っていれば何日入院しても何回入院しても全部保障してくれるんじゃないの?』と思っているとそうではないこともありますので気をつけて下さい。
入院して最初の2ヶ月分はもらえたけどそれ以降はもらえなかったとか、1回目の入院は全額出たけど再入院した時には全額はもらえなかったなどという事も起こってきます。
何故そういうことが起こるかというと、それはどの保険会社の医療保険も給付金の支払い限度日数を決めているからなのです。
1入院60日型・120日型・360日型・730日型・1000日型といったように、1回の入院について支払限度日数が決まっています。
例えば、60日型の場合で90日入院した時、最初の60日分は出ますがオーバーした30日分は出ないことになります。
また再入院の場合、1回目の入院と2回目の入院の間が180日空いていない場合で、
その入院が同じ疾病であるときは、1回目の入院と2回目の入院を1入院扱いとされます。
(ただ、ガン保険の場合は、1入院や通算日数を「無制限」としており、何回入退院を繰り返しても制限なく入院給付金を受けることが出来ます。)
何日入院したら何日目から給付金がもらえるかというお話ですが、最近の医療保険は、ほとんどが入院初日から出ます。
だた、2日継続入院をして初日から出るものや、日帰り入院でも1日目から出るものなど微妙に違ってきます。
たとえば、5日以上の入院で5日目から出る医療保険では、最初の4日間は入院しても出ないので、
初期入院特約を付けていて入院初日~4日目までをカバーしているものもあります。
また、ガン保険には90日の免責期間があります。
ガン保険に加入して保障が開始した日から90日間は、ガンと診断されても入院しても何も出ません。
実際に保障が始まるのは91日目からとなります。
医療保険、ガン保険ともに、『保障は10年間だけ(あるいは何歳まで)!』のように期間を限定して保障する「定期型」のものと、一生涯保障が続く「終身型」のものがあります。
「定期型」は、当面は安い保険料でいきますが、保障期間が終わって再加入するときに保険料をその時点の年齢で再計算しますので、加入当初に比べ高くなります。
ただ、更新時に健康状態を問われないので、病気であっても更新して継続することが可能です。
それに比べて、「終身型」は、定期型よりも保険料は高いですが、保険料は加入後も一定で将来上がる心配はありません。
また、「終身型」の中でも、保険料を一生払っていくタイプのもの(終身払)と、
60歳までにまとめて支払えば後は支払わなくても一生涯保障が続くとタイプのもの(短期払)があります。
短期払に比べ終身払の方が保険料は安いですが一生払っていかなければいけないので、払い方や支払い金額はご自身の家計に合ったタイプを考えていくといいでしょう。
次の「医療保険の特約」をみる
執筆者
ファイナンシャル・プランナー 岡林 より子
http://ag.hokenwithu.com/purele/